採用サイトの写真は求職者視点で選んでいますか?写真選びで失敗しないためのポイント解説

  • 2022年5月26日
  • 2022年5月26日
  • 採用

採用サイトの写真にはどんな写真をアップしていますか?

最近多くの企業が取り入れている採用活動に「オウンドメディアリクルーティング」というのがあります。

これは、自社の採用サイトを活用して採用活動をする方法です。

このとき、採用サイトに写真を掲載すると思いますが、この写真がとても重要なのです。

なぜかって?それは写真が与える企業イメージが大きいからです。

文章で、「活気あふれる会社です!」って書いていても、掲載されている写真の社員の人がなんだか疲れている表情だと、なんか言ってることと違うなーそんな会社に思われてしまします。

掲載されている写真から笑顔があふれそれを見た求職者が「わー、なんだか楽しそうだなー」って感じれば、ここで働いてみたい!って思います。

会社の外観や社名だけでは、会社の様子は伝わってきませんね。

これでは、何のために写真を掲載しているのかがわかりません。

こんな写真を掲載していませんか?

いくつか例を挙げて解説します。

食べログみたいな写真になっていませんか?

飲食店の採用サイトでよくあるのが、そのお店の美味しそうな料理の写真の掲載です。

うちは、こんな美味しいものを提供していますよー、というのをアピールしたいのはわかります。

それが、働く人のまかないの写真ならまだ理解できます。

でも!お客さんに提供する料理であれば、採用サイトでお仕事を探している人にアピールするのは料理の美味しさですか?

違いますよね?

美味しさをアピールするのは、そのお店に食事に来るお客さんです。

お仕事を探している人にアピールするのは

「うちで働くとこんないいことがありますよ!」

ってことです。

働く人は食事に来るのではなく、働きに来るのです。

食事に来る人には「美味しさ」をアピールし、

働く人には「働きやすさ」「働く楽しさ」「働くメリット」などをアピールしなければいけません。

社員が整列しての記念撮影会?

こんな写真も時々見かけます。

社長を中心に、お偉い方から順に椅子に座って、硬い面持ちで撮影されている写真。

ほんとは、めちゃくちゃ雰囲気が良くて、上司にも話しかけやすい会社なのに、こんな堅苦しい写真では、その良さは伝わってこないですよね?

ホームページに掲載する写真はそれもいいかもしれません。

ただ、採用サイトはお仕事を探している人に見てもらって「あ!この会社良さそう」と持ってもらうことが目的です。

社長が難しそうな顔をして映っている写真では、「なんだか怖そう」「ワンマンな会社なのか?」って思う人が多いのではないでしょうか?

 

いかがですか、これまで、そういった視点で写真選びをしていましたか?

サイトにアップする写真は「求職者視点」で選ぶことが大切です。

例えば、アルバイト募集の場合、そこで働くアルバイトの人が楽しそうに接客している写真をアップします。

すると、それを見た人は「楽しそうだなー」って思って、応募してみよう!っと行動に移してくれます。

まとめ

採用サイトに写真を掲載する際のポイントは、

「誰に」

「何を伝えたいのか」

です。

だから、こんなおしゃれなオフィスで働けますよ!というのをアピールしたいのであれば、そんなおしゃれなオフィス内の風景写真を掲載するのもいいでしょう。

ですが、そういった目的もなく、ただ社名ががいてある玄関の写真や外観を掲載してもお仕事を探している人の心には響きません。

文字より、人はまず視覚で物事の良し悪しを判断します。

そこで、他社と比べて「おっ!この会社なんだか良さそう」と思えば、その先の書かれていることを見てくれます。

他社との違いをアピールするためには、写真選びは大切です。

人と会ったときの第一印象と同じです。

採用サイトの写真って応募をするかどうかにとても影響します。

今、掲載している写真を一度チェックしてみましょう。

なかなか応募がないのは、もしかしたら写真にも原因があるかもしれません。

求職者の心を掴む写真を掲載して、他社の違いをアピールしちゃいましょう!