部下が話しやすい質問をしていますか?面談で部下との会話が弾まないのは上司の質問が原因!?

最近どうですか?って何が?

今、北京での冬季オリンピックが行われていますね。

毎日感動させてもらっています。選手の皆さんのこれまでの4年間の努力が報われればいいな、と思いながら見ています。

そこで、ちょっと気になることがあります。

競技を終えた選手へのインタビューで「今回のオリンピックどうでしたか?」みたいなインタビューをしているインタビュアーがいらっしゃいますが、

この「どうでしたか?」って何が?って思ってしまうのは私だけでしょうか?

久しぶりにあった知人に「最近どうですか?」って、聞かれることもありますが、

これにも、返答に困ってしまうことがあります。

どう?、って一体何を聞きたいんだろうって、思ってしまうのです。何を知りたいんだろうって。

実は、これと言って聞きたいこともなく社交辞令的な質問ではないか、と思うのです。

部下が答えやすい質問をしていますか?

最近、1on1を導入している企業が増えてきましたが、「最近どう?」っていう問いかけから入っていませんか?

あまりにも抽象的な質問で、部下はなんて答えればいいんだろう、って思わないでしょうか?

自分に関心があるのだろうか?って思っているかもしれません。

質問や問いかけって、やっぱり相手のことを考えて、相手が答えやすい質問をしたほうがいいんじゃないかな?って思います。

最近よく聞く音声メディアで、全国から招かれて講演会話しをされるような有名な方々が同じようなことを仰っていました。

質問にはいい質問と、よくない質問があると。

質問した内容がいい質問だと、こちらの話しをよく理解してもらったんだなって嬉しくなるって、仰っていましたね。

1on1での話しが盛り上がらなかったり、部下があまり話してくれず、半分以上を上司のあなたが話しているようなときは、自分の質問や問いかけは、部下が答えやすい質問だろうか?

とちょっと振り返ってみましょう。

あまりにも抽象度高いと、相手は答えに困り、ありきたりなことしか返せませんのでになってしまいますよ。