世の中には2パターンの人がいる
世の中には大きく分けて2パターンの人いますよね。
- 性格が明るい人⇔性格が暗い人
- 積極的な人⇔消極的な人
- 話すのが得意な人⇔話すのが苦手な人
中でも、私が仕事の上で感じるちょっと苦手なのが
アドバイスや訪ねたことなど、何かにつけて否定的に受け取る人です。
例えば、「○○の書類をちょっと確認したいんだけど」って言うと、「何か問題があったんでしょうか?」
「電話対応の時は○○っていうというと思うよ」って言うと、「何かお客様から言われたんでしょうか?」
と怪訝そうな顔をして、「はい、わかりました」事実をまず受け止めて、改善しようということよりも先にどうしても否定的な感情が先にくる人がいます。
こういう態度を取られると、またあんな怪訝な態度をされるのか、ってこちらとしては言うことを躊躇してしまいますね。
反対に、言われたことを素直に受け止め「わかりました。ありがとうございます。」って好意的に受け取る人がいます。
反対に、何でも好意的に、もっと言うと何でも都合のいいように受け取る人がいます。
中には、明らかに注意していることでも、自分の都合のいいように解釈して褒められた、なんて思う人もいます。(実際にあったことです^^)
ここまでくると、良いか悪いかは、横において本人にとっては幸せですよね。
素直に聞いてくれる人には、、もっと教えてあげようって気持ちにこちらはなりますし、好意的に受け取る人が得をする感じがします。
あなたは、どちらのタイプですか?
では、なぜこういった違いが出てくるのでしょうか?
否定的な人にありがちな思考
もともと自分に自信がない、だからそれを指摘され、非難されたと思う傾向があります。
子どもの頃、あまり褒められたことが無いとか、「だからダメなんだ」って親から言われていてとか。
だから、その人のことを思って、良くなってもらおうと思って言っていることでも、自分がダメだから注意されているんだって思って、どうしても前向きにとらえることができないのです。
「あー、やっぱり私はダメなんだ」って思ってしまいます。
ですから、もし職場でそのような部下がいたら、まずは自信を持たせてあげましょう。
小さいことでもいいので、良いところをみつけて褒めてあげましょう。
そうしないと、ますます負のループに陥って、だれもアドバイスをしなくなり、その人の成長は止まってしまいます。
人の育成は上司の大切な仕事
人は本来「成長したい、良くなりたい」って本能的に思っています。
だから、それを阻害している要因を取り除いてあげましょう。
たぶん、これまで本気でその人のことを親身になって指導してくれた人はいなかったのではないでしょうか?
上司のあなたが、そういった部下も取り残さず、絶対良くなるように育てていくんだ、という強い信念があれば、必ず通じるものです。
私も、まだ社会人経験が少なかった頃に勤務していた職場の上司から、本音で色々指導され、私もどちらかというとマイナスな捉え方をする方だったので、へこんでいました。
ですが、その上司の本気の指導が私には痛いほど伝わり、その指導を私も前向きに受け止め、それからというもの、私は他の人からの指摘を前向きに、好意的にとらえることができるようになりました。
・・・とはいっても、正直なところ、すべてそう思えるわけもなく、時には悪い方に考えてしまうこともありますけどね。
でも、そんな否定的な捉え方をするときの自分より、好意的にとらえられた時の自分がなんとなく好きですね。
あなたもぜひ、本気で人を育ててみましょう。
あなたにとってもいい経験になり、あなたの上司としての成長にも繋がるはずです。