部下の育成に大切なことは部下を良く知ること

部下についてどれくらい話せますか?

上司であるあなたは部下のことをどれくらい知っていますか?

「10分話してください」って言ったら話せますか?

これが意外と難しくって、話せない人が多いんですよね。

最近はコロナ禍でリモートワークでの仕事も増え、ミーティングもWebを使ったりして、部下と雑談したりする機会もめっきり減りましたよね。

余程積極的な人でない限り、部下から上司にいろいろと話しかけてきてくれるのは少ないですね。

企業が成長していくためには、組織を活性化する必要があり、そのためには、適材適所いわゆる「配置」ってとても大切なんですよね。

その人がどんな考えも持ち主で、どんな思いで入社してきて、どんな特技があって、などなどその人のことを良く知った上で配置は行わないと、ミスマッチが起こり、前の部署では能力を存分に発揮していたのに、移動先ではなかなか能力が発揮できなかったりしますね。

また、組織の雰囲気になじめず、モチベーションが下がったり、なんてこともありますよね。

それは、その人のことをあまり知らずに「配置」を行ったことが原因だったりします。

部下のことをよく把握してよく知ろう

例えば野球を例に挙げると、背も高く、走るのも早い、ということで外野のポジションについてもらったら、実は肩があまり強くなくて、遠投があまりできず、本来アウトにできるところをできなかった。これは明らかに監督はじめコーチ陣がその選手のことをよく理解せず外野に配置した結果です。

それは、肩が強いか弱いかも知らないで、ポジションを決めるなんて、怠慢だ!って言いたくなりますよね。

でも、実際職場においてはよく行われていることなんですよ。

その人のことをあなり詳しく把握もせず、少ない情報で移動させるなんてことはあります。

あなたが、部署異動で新たな部署に着任したり、新たな社員が入社したら、まずはその人のことを良く知りましょう。

入社時の面接ではどんな話しをしていたのか?

前の部署での働きはどんなだったか?

どんな趣味を持っていて、スポーツは好きなのかどうなのか?

家庭環境はどうなのか?健康なのか?ぷらべーとで心配事はないのか?

など、その部下のことを誰よりも詳しく知っておくことはとても大切です。

とはいえ、最近ではパワハラととられてしまうこともありますので、執拗に聞き出そうみたいなことになってはいけません。

そこは、上手にやりましょう。

さりげない会話の中や雑談だったり、仕事中での同僚との会話だったり。

上手に聞き出すのも、上司の大事なスキルですよ。

部下に無関心なのが上司としては、最も危険です。

部下の育成に大切なことは、部下を良く知ることです。

10分といわず30分も語れれば、もうあなたは部下のことを知り尽くしている!と言ってもいいかもしれませんね。

 

 

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