伸びる企業は不景気な時に「人材」に力を入れている!あのマクドナルドもそうだった。

  • 2022年2月19日
  • 2022年2月19日
  • 採用

マクドナルドは売り上げが大きく下がったときに教育に力を入れていた

マクドナルドのチキンナゲット事件を覚えていらっしゃいますか?

ナゲットの2割を仕入れる中国食肉加工会社が、使用期限を半月過ぎたり、床に落ちたりした鶏肉などを使っていたことが発覚しました。

それにより、発覚した翌月の売り上げは前年同月の25.1%減という大幅なマイナスを記録しました。

そんな中でも、マクドナルドは人材育成に力を入れていたといいます。

売り上げが下がるとどうしても、教育などの経費を削減しがちです。

ですが、マクドナルドは、いずれ売り上げが回復した時に備え、人材教育に力を入れていました。

マクドナルドは、高校生のアルバイトが大勢います。

人生で初めて仕事をする人たちに働いてもらうわけですから、人材育成システムは世界トップ級です。

スマイル 0 円に代表するようにホスピタリティも大事にしています。

そして、顧客満足は従業員満足からと、働きがいと働きやすさを人材育成の役割としています。

いかに、企業経営において、「人」を大事にしているかがわかります。

伸びる企業は景気が悪い時に「採用」に力を入れている

売り上げが下がったり、景気が悪くなると、採用や人材育成といった人にかかる費用を削減しがちです。

でも、他社がそうしているからと言って、同じようにしていては、いずれ景気が戻ったり、売り上げが戻ったりしたときに、人材の教育が行き届いていないため、どこかでひずみが出てきます。

一時は感染者数が減少したコロナも、また感染者数が増えてきて、経済に打撃を与えています。

そうすると、採用を控えたり、人材育成を控えたりと、人への投資を減らす企業が増えます。

ですが、日本は人口減少により、労働人口不足はますます深刻化してきます。

コロナが落ち着けば、人材争奪戦が激しくなるのは目に見えています。

昨年末、コロナが一時的に落ち着いた時には、飲食業の人材争奪戦は激化し、時給も大幅にアップしたりしました。

ですから、今不景気だからと言って、採用を控え、コロナな落ち着いて経済状況が上回るのを待って採用を始めても、「もう遅い」ってことになりかねません。

競合他社が採用を控えている今だからこそ、採用に力を入れませんか?

すぐ採用をしなくてもいいのです。

採用候補者と、しっかりと関係性を作っておいて、コロナが落ち着いたら採用できるようにしっかりと準備を進めておくわけです。

競合他社が控えている今だからこそ、採用に力を入れて、他社を出し抜きましょう。