部下をやる気にさせるにはどうしたらいいか、って日々頭を悩ませている管理職の方いらっしゃるのではないでしょうか?
でも、そんな悩みで日々のあなたを辛くさせてしまうのも本末転倒な感じもします。
今回は、上司であるあなたもあまる疲れないちょっとした行動の習慣化で部下をやる気にさせる方法をご紹介します。
名前を付けて話しかけよう
挨拶や、話しかける時に部下の名前を呼んでいますか?
- おはよう→○○さん、おはよう
- これってお客様が喜んでくれそうだよね→○○さん、これってお客様が喜んでくれそうだよね
- 今日ってほんと寒いよねー→○○さん、今日ってほんと寒いよねー
話しかける前に、部下の名前を呼んで話しかけましょう。
人って、自分の名前を呼んでもらうことで親近感を持ち嬉しくなります。
これは、私自身も感じることです。
心理学にネームレター効果というものがあります。
ネームレター効果
自分の名前に似ているものに対し、無意識にも好意を持ちやすくなるという効果 |
そのネームレター効果を応用したテクニックが「ネームコーリング」というものです。
会話の中や挨拶などの端々に、相手の名前を入れるということです。
自分の名前を呼んでもらうことで好感を持ち、それが信頼関係に繋がっていきます。
「陰褒め」に効果あり
「陰褒め」って聞いたことありますか?
その人がいないところでその人のことを褒めることです。
Aさんと話しているときに「Bさんて、ほんと細かいところまで手を抜かずにやってくれるよね。」
と話していたとします。
そうすると、そのAさんがBさんと話しているときに
「そういえば、この前、(上司の)○○さんがあなたのこと褒めていたよ」
というと、その本人のBさんは直接言われるよりも、嬉しく感じます。
また、こんな褒め方もあります。
直接あなたが他の社員がその部下を褒めていたことを聞いたら、
「そういえばねえ、Aさんが、Bさん頼りになるって言っていたよ。」
っていうと、Bさんは私のことそんな風に思っているんだと、嬉しい気持ちになります。
そうすると、AさんとBさんの信頼関係は高まり、組織の雰囲気がよくなります。
「陰褒め」って、第三者を通じて褒められることで、客観性を持ち、信ぴょう性を感じるんですよね。
直接言われる時って、それって本当?社交辞令ではないの?みたいに感じることがあります。
もちろん、直接褒めることも大事ですが、このように「陰褒め」を使うことも効果的です。
直接褒めることと「陰褒め」を効状況に応じて使い分けると効果的です。
まとめ
いかがでしたか。
ちょっとした心がけの習慣化で、部下を嬉しい気持ちにさせ、そのがモチベーションアップにつながり、社員間の信頼関係もよくなり、人間関係が良好な組織作りにも繋がります。
上司であるあなたもあまり頑張らずとも、職場は良い方に好転していきます。
部下が元気になることで、上司であるあなたが疲れてくるのは本末転倒です。
部下も元気に、上司も元気になる「仕事って楽しい」に役立ててもらえると嬉しいです。