社員のモチベーションを上げる方法

なかなか社員のモチベーションが上がらない

仕事に取り組むモチベーションが感じられない

といったお悩みを聞きます。

どうすればモチベーションは上がるのでしょうか?

今回は、モチベーションを上げる方法について解説します。

 

そもそもモチベーションって何?

モチベーションを上げる前に、モチベーションの種類について解説します。

そもそもモチベーションとは何でしょう。

一般的には「やる気」とか「動機づけ」などと解釈されていますね。

モチベーションには2種類あります。

外発的動機と内発的動機です。

  • 外発的動機・・・報酬・昇進など、「外部」から人為的な動機付けのこと。
  • 内発的動機・・・外部からの影響ではなく、自分の中から湧き出る興味や関心などによる動機付けのこと。

例えば、お給料が上がる、課長に昇進、部長に昇進などによってモチベーションが上がる人。こういう場合は外発的動機付けによるものですね。

何か新しいことにチャレンジすることや、高い目標を設定されたことで俄然やる気が出る。これは、自分の内面から出てきたやる気なので、内発的動機によるものですね。

やる気が出ない社員に対して給与を上げるとか、役付にするなどでモチベーションが上がってやる気が出たりしますね。

社員のタイプに合わせてやる気を出す方法

外発的動機によりやる気が出るタイプ

目標を明確に設定して、その目標を達成することでモチベーションが上がります。

例えば、売上目標額を設定する。すると、目標を達成するというモチベーションが高まります。

その目標は高いほど、達成した時の満足度は高くなりますね。

ですが、その設定した目標が達成されたら、モチベーションは無くなってしまうかもしれません。

また、昇進することが目的だったとします。(課長になりたい、部長になりたい、とか)

そうすると、課長になった、部長になったら、目標は達成されモチベーションは無くなってしまうかもしれません。

つまり、外発的動機は持続することが難しですね。

内発的動機によりやる気が出るタイプ

内発的動機は、「興味がある」「楽しい」「好き」といった自発的に湧き出てくるものです。

では、内発的動機でモチベーションを上げるにはどうしたらよいでしょうか?

私は、以前勤務していた幼稚園で、お店屋さんごっこなどの新たな企画を実行させてもらったことで、とてもモチベーションが上がりました。これはまさに、内発的動機ですね。

社員がチャレンジしたい仕事を任せてみる

例えば新規のプロジェクトや、社内の希望する部署に異動を希望すれば異動させて仕事をやらせてみる、などです。

まとめ

社員のモチベーションをアップするには、社員をよく知ることが大切です。

社員がどういった考えを持ち、何にやりがいを感じているのか。

昇進や報酬アップに重きを置いているのか、目標設定を望んでいるタイプなのか。

それとも、昇進には興味がなく、新しいことへのチャレンジや、社会の役に立っていることに喜びを感じているのか。

社員をよく知らずして、社員のやる気を引き出すのは難しいです。

日頃からコミュニケーションをしっかりとって、よく社員を知ることから始めてみましょう。