欲しい人材を引き寄せるための求人票の書き方を解説

  • 2021年12月27日
  • 2022年1月28日
  • 採用

応募して欲しい人をイメージして書いていますか?

応募は多いけど、なかなか思うような人材がいなくて、採用までいかない、といったお悩みをよく聞きます。

面接した人にはどんなことが足りなかったのでしょうか?

どんなことが出来ると良かったのでしょうか?

例えば、料理を例にすると

  • みじん切りが出来る人
  • 包丁が研げる人
  • 料理道具を大事にする人
  • フランス料理を作れる人
  • パンを自分で発酵から焼き上げまで出来る人

どうでしょうか?

例えば、あなたはフランス料理を作れる人をイメージしていたとします。

なのに、求人票には「みじん切りが出来ればいいんだ」と思わせるような書き方だったらどうでしょうか?

いつまでたっても、フランス料理が作れる人は応募してきてくれませんよね。

逆にみじん切りさえできればOKで、フランス料理が出来るほどの腕前までは望んでいない、それよりも道具を大事にするような人、つまり料理に対する姿勢を重視するのであれば、「求める人物像に料理道具を大事にする人」といったことを書けば、れだったら私はピッタリ、と思って応募してきてくれるかもしれませんね。

意外と、こういうことが書けていないのです。

採用基準は会社のあるべき姿から導く

では、欲しい人材の条件、つまり採用基準をどうのように決めていけばいいのでしょうか?

先ほどの料理の例で考えてみましょう。

  • フランス料理屋を目指すのか
  • 居酒屋を目指すのか
  • スイーツのおいしいカフェを目指すのか

どういったお店を目指すのかによって、欲しい人材のスキルや人物像は自ずと変わってきますよね。

スイーツ作りが得意な人と、フランス料理が得意な人では違いますね。

また、応募者は、私はスイーツが作れると思って応募したのに…みたいなことになってミスマッチが起こります。

本人もモチベーションの違いますよね?だから、短期間で辞めてしまう。

でも、やっぱり具体的に書こうとすると書けない、こともありますね。

そんな時は、

こんな人には来てほしくない、

こんあ人はうちのお店には合わない

という人をリストアップしてみて下さい。

そう考えてみると、意外とスラスラと書けますよね?

その逆が欲しい人材ですよ。

まとめ

欲しい人材は、会社によって様々です。

一般的によく言われている、どこかのサイトに重要なことはコレだ!と書いてあったから、みたいなことで決

めると、あなたの会社が欲しい人材を採用することはいつまでたっても出来ません。

ここで、もう一つ大事にして欲しいことがあります。

会社の理念と共有できない人は、どんなに優秀でも、どんなに教育しても長続きせず、結果やめてしまう、な

んてことになります。

あなたはお店や会社を1年後、2年後、3年後どんなお店、どんな会社にしたいですか?

地元密着型を目指すのか

全国展開を目指すのか

などによっても欲しい人材は変わってきますね。

今すぐ必要な人材の採用ももちろん必要です。

ですが、お店や会社の未来のあるべき姿から、未来に必要となる人材を

今のうちから募集しておくことも大切です。

みじん切りはとっても上手だけど、接客がぜんぜんダメで、お客様に優しくない、

とりあえずスキルだけで選んでしまって、お客様のことをあまり考えず、

効率だけを考えて接客するような人だったら結果的にやめてもらわないといけないことになってしまいますね。

せっかく採用したのだから、長く勤めて欲しいと思うのではないでしょうか?

あなたが目指すお店や会社の理念を共有する人の採用も考えて採用しましょう。