愚痴を意見に変えて、自分も成長しよう!

愚痴と意見の違いは?

辞書によると、こう書いてあります。

愚痴・・・言ってもしかたがない事を、言っては嘆くこと。

意見・・・ある問題に対する主張・考え。心に思うところ。
     自分の思うところを述べて、人の過ちをいさめること

私が思う愚痴と意見の違いは、

  • 愚痴・・・陰で上司や会社の文句を言うこと
  • 意見・・・自分の思う主張を、本人(上司)や会社に対し堂々ということ

と思っています。

よく、陰で同僚と上司や会社の悪口を言っている人がいますね~。

正直、お給与を頂きながら会社や上司の不満を言ってるって…と思うんですが。

でも、そういう私も昔、愚痴を言っていた時期がありました。

仕事帰りに同僚と、

「なんであの上司っていつもあんな言い方するんだろうね」とか

「なんかさーつまんないよねー」って。

今になって思うのは、そんな愚痴を言っている時間って、何も生み出していないし、

状況は何も変わっていない。時間もったいなかったなーって。

昔は、今ほど「時間」の価値をあまり考えはいませんでした。

愚痴って上司も実は言っている!?

でも、この愚痴って、部下が上司のことを言うだけではなくて、

上司も部下のことをブツブツ陰で言っていたりしますよね。

ちゃんと必要な指導・教育をすればいいのに、嫌われるのがいやで、

表面では、当たり障りのないことを言っているって、よくありますね。

私が、愚痴ではなく意見を言えるようになったきっかけ

以前、私は病院に勤務していたことがあります。(病床数数百床あるので、そこそこ大きな病院です。)

そこでは、上司から悪いところは悪いって、言いにくいことも正面からはっきりと注意されていました。

当然、最初は結構傷ついたり、へこんだりしたこともありました。

ですが、ある日こう思いました。

それは、言う方も結構エネルギー使っているんだろうなあ・・・。

言っている相手から嫌われるかもしれない、とかリスクもありながら言うって、その言っている相手(本人)のことを本当に心配し、変わって欲しい、悪いところを見直して成長して欲しい、って思っているから言っているんですよね。

「自分を思ってのことなんだ」と思えるようになりました。

そこから、私は、愚痴ではなく、思ったことは正面から意見として言うことにし、言えるようになりました。

独立する前に勤務していた、社会保険労務士事務所の所長にも思ったことは、はっきりと意見として言っていました。

(心では、コイツうるさいなーと思っていらっしゃったかもしれないですけどね。そこはもうご愛嬌で(笑))

まとめ ~勇気をもって愚痴を意見にチェンジしよう!~

愚痴を言っていても何も変わらない。

仲間と愚痴を言い合うことで、ストレス発散にはなるかもしれないけれど、

状況は何も変わっていませんよね?むしろ、悪くなってはいませんか?

勇気をもって、愚痴を意見に変えてみませんか?

会社を良くしようと思って言う意見だったら、上司はきっと聞いてくれるはずです。

正当な意見を言っているのに、意見を言ったことで態度が悪くなる会社だったら、その時は別の選択肢も考えていいと私は思います。

ただ、ここで気を付けて欲しいのは、意見を言うのを、言った意見が全て通るわけではありません。

最終的には、会社の代表が決めることです。なぜなら、最終責任は代表者にあるので。

自分の意見が通らないからといって、意見を言わなくなって、まだ愚痴に逆戻りしてはいけません。

あなたが、意見を言うことで上司や会社は何かに気づくきっかけになっています。

それで、あなた自身も仕事を受け身ではなく、自主的に取り組んでいる、という実感がわいてきますよ。

愚痴を言う日々から、意見が言える自分にチェンジ出来たとき、きっと楽しい仕事の毎日が待っているはず!